裁判手続(民事事件)

生命保険契約における無催告解除条項の有効性

平成21年9月30日東京高裁判決   (事件の概要) 医療保険契約及び生命保険契約(以下「本件各保険契約」という。)の各保険契約者兼被保険者である一般消費者Xが、「保険料が一定期間未払のときは無催告で各保険契約 … 続きをみる

名誉毀損記事と雑誌の発行差止めの可否について(北方ジャーナル事件)

(最高裁判所昭和61年6月11日判決)   ・事件の概要 Aは知事選挙に立候補を予定していたが、B社が発行する雑誌(『北方ジャーナル』)の記事の中にAの私事にも触れるような名誉を毀損する具体的な記載があり、結論 … 続きをみる

建物の隣人との間にトラブルがあることについての不動産仲介業者の説明業務

(大阪高裁平成16年12月2日)   <事件の概要> Xさん:建物の買主 Y:不動産仲介業者(Aさんとの媒介契約) Aさん:建物の売主(個人) B:不動産仲介業者(Xさんとの媒介契約) Cさん:購入する土地の隣 … 続きをみる

野鳩の餌付け

(東京地方裁判所 平成7年11月21日判決)   <事件の概要> 区分所有者から使用賃貸していた専有部分に居住していたAが、平成元年~平成2年頃からベランダの手摺りに餌箱を取り付け、居室の窓を開放するなどして、 … 続きをみる

コンタクトレンズ説明義務違反事件

(大阪地裁堺支部平成14年7月10日判決)   <事件の概要> 患者Kさん(当時22歳の女性)は、コンタクトレンズの購入のためA社経営のコンタクトレンズ販売店(以下、A店という)を訪れ、同店の指示で、同社が業務 … 続きをみる

セクハラ・パワハラ

(京都地方裁判所平成18年4月27日(平成17年(ワ)第761号))   <事件の概要> 女子社員Aの主張によると、会社の上司Bは、平成16年5月ごろより、勤務時間中、Aに「おはよう」、「調子どうや」などと言い … 続きをみる

賃貸借契約における通常損耗の原状回復

平成17年12月16日/最高裁判所第二小法廷/判決 平成16年(受)第1573号   (事実の概要) Xは、Yから住宅を賃貸していたが、その契約を解除して住宅を明け渡した。YはXが差し入れていた敷金のうち、金3 … 続きをみる

敷金返還請求権の発生時期について

最高裁判所昭和49年9月2日判決(昭和48年(オ)第30号家屋明渡請求事件)   <事実の概要> Y(被告、被控訴人、上告人)とAとの間でA所有の本件建物(なお、Bを抵当権者とする根抵当権を設定され … 続きをみる

兼職

東京地裁昭和57年11月19日決定 (昭和57年(ヨ)第2267号地位保全仮処分申請事件)   <事実の概要> Xは、Y会社に雇用され勤務していた。一方で、XはY会社に勤務(午前8時45分から午後5時15分まで … 続きをみる

入学後の私立学校における授業内容等の変更と損害賠償について

  (最高裁判所平成21年12月10日判決)     <事件の概要> 中高一貫の私立学校が、生徒募集の際に、学校案内等により論語に依拠した道徳教育を実施すると説明、宣伝し、その「 … 続きをみる